1月21日から22日に、富山県に本社がある「三芝硝材株式会社」さんのガラス工場へ見学にお邪魔しました。
社屋はガラス張りの建物で高さが10メートルのガラスで構成されており、、かなり大迫力!ガラスには雪のモチーフのデザインが施されており、とても綺麗でした。まだちょこっとしか雪は有りませんでしたが、三芝硝材さんの技術力と雪景色が似合う個性的で美しく力強い建物でした。
外観からもガラスの技術がうかがえる気がしますが、社内に入り様々なサンプルと共に説明を受けると、
外観のダイナミックさとは違った、かなり細かな技術も教えて頂くことができました。
その中でも私は、お客様の要望と異なった失敗作のように思われた試作品が、思いのほか良いものだったというお話が面白く、小さな積み重ねの重要性が感じられました。失敗をないものにしてしまうよりも、いかにそこから次へ繋がる発見ができるかが大切なのだと思います。
工場内は、製作が始まったばかりのガラスから加工が終わり角が面取りされたガラスまであり、置いているものをみているだけで工程がわかるようでした。
様々な工程の為に必要な機械や作業スペースは、一つ一つが大きく圧倒されるものがありました。
そして、その中で運ばれる大きなガラスは結構迫力がありました。
ガラス工場なので当たり前かもしれませんが、
いくら広い空間であったとしても、あれだけのガラスに囲まれることは体験として非常に面白く感じました。
また三芝硝材さんでは、意匠性のあるガラスを作っており、また様々な加工に挑戦されておりました。ガラスに対する熱意が
とひしひしと伝わってきました。意匠性の中でも単色をいれることから立体感のある模様などのたくさんの種類があり、
改めてガラスの可能性を感じることができました!!
工程の最終段階にまで来ると、ガラスの端に出てきた気泡を職人さんがなんと手作業で削っていくそうです!
多くの繊細な作業を経て、私たちの身近にあるたくさんのガラス製品が生み出されているのです。