先日長崎県の現場におもむく際、佐賀県にある武雄市図書館・武雄市子ども図書館、そして長崎県にある出島に行ってきました。
まず訪れた武雄市図書館は、片流れ屋根の大きな空間に高く積み上げられた本がとても印象的でした。
そして何より特徴的なのは、2013年からTSUTAYAを運営しているCCCが指定管理者として参入しており、図書館内に物販とカフェが併設されているところです。
これは開館からたった13年後の出来事で、改修するには早すぎる気もします・・・。
しかし、貸出図書をコーヒー片手に読めるのはとても画期的で、平日にもかかわらず多くの人が利用していました。
結果的には良かったようですね。地元の人が羨ましいです!
隣にある武雄市子ども図書館は2020年度グッドデザイン賞を受賞しているそうです。
こちらはまた雰囲気が変わって子供たちの声が響く明るい空間で、本棚の間を駆け回る子どもたちが、本当に楽しそうでした。
大阪の中之島にも昨年安藤忠雄さんが設計したこども本の森という図書館ができたので、今度行ってみたいと思います。
最後に訪れた出島は、19世紀初頭の出島を復元したものだそうです。
場所も当時と同じ場所に位置するのですが、今は完全に内陸部で、まわりには近代的な街並みが広がっており、そのギャップに初めて行く人は驚くと思います。
橋を渡ると日本と海外の文化が入り交ざった意匠が随所にみられ、とても面白かったです!
他にも、ミニ出島や、鎖国の歴史について勉強になる展示が多くあるので、歴史に興味がある人はぜひ行ってみて欲しいです。
前田